オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2018年1月

所信表明

DSCN2900.JPG DSCN2899.JPG DSCN2898.JPG

先日、日本橋の「COREDO」なる所に於いて食事をさせて頂く機会がありました。
とても風情のある、どこか江戸時代を彷彿とさせる街並みに、若い頃、、、かれこれ20年以上前に読んだ少年漫画をふと思いだしました、、、
その少年漫画の内容は江戸幕末に維新志士の剣客の主人公が凄腕の剣客「抜刀斉」として活躍、江戸幕府を倒し新時代を切り開き、剣を捨て(実際には逆刃刀という刀に持ち替え)文明開化の時代を流浪人として生きていくストーリーでした。この物語で逆刃刀なる刀の腹と峰が逆さまになった刀、つまり普通に切りつけるだけでは相手を切る事の出来ない刀を腰に主人公が明治という人を切る事が許されない世の中を剣客として弱き人々の為、日本中を流れ、明治という世が10年程流れた処より物語が始まります。
物語は進むにつれ、主人公に危難が訪れます。
主人公は自分に降りかかる危難を振り払うため再び師匠の元を訪れるシーンがあるのですが師匠にこう言われます。
「言ったはずだぜ、剣は凶器、剣術は殺人術、どんな綺麗事やお題目を口にしてもそれが真実、自分の薄甘い理想と今ある現実の危難とどっちも守りたいなんてのは手前勝手な我儘さ。」と。この台詞を私は若い頃に聞いた時からいつもこの事が頭から離れませんでした、、、
理想と現実、、、
確かに今の世の中においてもどっちも守れる人なんて極々限られた人だけだと、、、だから私は今の仕事をするようになってからずっとこの言葉を胸に走り続けて気がします、、、この仕事は心身共にキツくとても堪えます、、、ですが守るべき人や家庭、今ある現実を守る為、、、
必死になってやってきました、、、
理想等とはかけ離れた場所です、、、
ですが現実を守る為、、、
そう、いつも頭の中にあったのはあの少年漫画の主人公の師匠の台詞です、、、
私は必死にこの言葉を胸に、時には自分の身体を削りながら必死にここまで仕事をしてきたつもりです、、、小さい家族ですが必死に守ってきたつもりです、理想とはかけ離れた仕事をしながら、、、
ですが不思議と辛く思った事はありませんでした、、、
支えてくれる家族だったり友人だったり、同じ環境で仕事をする仲間だったり、それらの人に支えられながらここまできました、、、

ですが、最近、少し思う事があります、、、
ごく稀ですが私が考える理想と現実をはき違えてる人に会う事があります、、、自分の守りたい事、それが恋人だったり、家族だったり、自分の生活だったり、、、
でも辛い仕事はしたくない、、、

、、、私には少し理解が出来ない時があります、、、
現実は守りたいけど理想も守りたい、、、
言ってる事は理解は出来ます、私だって誰だって現実も理想も守りたいんです。
ですがそうはいかないのが世の中です。
私が曾て読んでいた少年漫画にも理想と現実について語られています、それが主人公の師匠の言った台詞です。
皆必死に頑張っているのです、、、
これからもそうです、、、
私はあの少年漫画の主人公の師匠の言葉を胸に走り続けたいと思っています、、、

ですが、、、
その物語の中ではさらにその主人公はその逆刃刀を持つ意味にも込められている「人を切らずに人を守る」、、、
理想と現実という相反する想いを刀に乗せ葛藤しながらも明治という文明開化の世の中に力強く生きようとするする主人公、、、

私は、、、家族は守りたいけど仕事はしたくない等の甘い戯れ言や我儘をいうつもりはありません。
しかし前述した主人公の師匠のセリフの様な生き方だけでは些か淋しくも思います、、、
しかしそんな厳しい考えの師匠にも主人公が命懸けで奥義を取得する際に言った台詞があります。
「お前が今、生と死の間で見いだした生きようとする意思が不可欠なんだ、愛しき者を仏の慈愛を以て己を犠牲にして守った所でその者達の中には悲しみが残り本当の意味での幸福は訪れない、時代の危難を修羅の激情を以て命を捨てて鎮めた所で所詮、連綿と続く時代の一時だけに過ぎない」
「生きようとする意思は何よりも強い、、、それを決して忘れるな」と、、、

私はこうも思います、、、
理想と現実、、、
両方を守る事がいけないのではない、、、
守りたいのであればこの逆刃刀を手にした主人公の様に必死に生きようとする姿勢、努力をすれば良いのだと、、、
私はこの主人公の様にこの辛く厳しい現代を力強く生きぬいてみたいと思います、、、

註釈:物語の説明等に不備等ありましたら深くお詫び申し上げます。又、この少年漫画が何かお分かりで読まれた事が無い方がいらっしゃいましたら是非御一読される事をお奨め致します。

有限会社佐々木工業
代表取締役
佐々木 明大

謹賀新年

DSCN2890.JPG DSCN2891.JPG DSCN2888.JPG DSCN2905.JPG

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別の御厚情を賜り、誠にありがとうございました。
皆様のおかげで今年も無事に新しい年を迎える事ができました。
今年も社員一同、邁進する所存に御座います。
昨年同様、皆様には御指導、御鞭撻の程を何卒お願い申し上げます。
この新しい年がより佳き年になるよう心から祈念いたしまして、私からの年頭の挨拶とさせて頂きます。

有限会社佐々木工業
代表取締役 佐々木 明大